美術– category –
-
美術
バレリーナのストライキとは|ファン・デル・ワイが描いた”抵抗するコール・ド・バレエ”
舞台の袖で、白いチュチュをまとった大勢のダンサーたちが1人の男を取り囲んでいる。オランダの画家ニコラース・ファン・デル・ワイが手がけた《バレリーナのストライキ(蘭:Een werkstaking: Strike of the Ballerinas、英:Strike of the Ballerinas)》と... -
美術
ギョクス川の娯楽とは|ゾナーロがオスマン宮廷で見つめ続けたボスポラスの休日
イタリア出身の画家ファウスト・ゾナーロが、オスマン帝国の宮廷画家としてイスタンブールに暮らしていた時期に手がけた1枚がある。白いスカーフを頭に巻いた女性を手前に大きく配し、その背後にボートが行き交うのどかな川辺の光景を描いたこの絵は、彼が... -
美術
ニシンをめぐって争う骸骨とは|アンソールが自らを塩漬けニシンに変えた理由
ブリュッセルのベルギー王立美術館に、手のひらに収まるほど小さな1枚の油彩画がある。《ニシンをめぐって争う骸骨(仏:Squelettes se disputant un hareng saur、英:Skeletons Fighting over a Pickled Herring)》と題されたこの絵は、ベルギーの画家ジェ... -
美術
夜とは|ホードラーが自らを描き込んだ眠りと死の間
ベルン美術館に、横たわって眠る複数の裸体と、その中心で1人だけ目を見開いて飛び起きる男を描いた大作がある。《夜(独:Die Nacht、英:Night)》と題されたこの絵は、スイスの画家フェルディナント・ホードラーが1889年から1890年にかけて手がけたもので、... -
美術
フォンテーヌブローのナポレオンとは|ドラローシュが描いた「まだ退位していない」皇帝
椅子に深く座り込み、うつむき加減に虚空を見つめる1人の男。フランスの画家ポール・ドラローシュが1840年に手がけたこの油彩画は、《フォンテーヌブローのナポレオン(仏:Napoléon Ier à Fontainebleau、英:Napoleon at Fontainebleau)》と呼ばれ、皇帝ナ... -
美術
チューリップ狂の寓意とは|ブリューゲル(子)が猿に演じさせた人間の愚かさ
オランダ・ハールレムのフランス・ハルス美術館に、チューリップの球根を取引する猿たちを描いた奇妙な油彩画がある。《チューリップ狂の寓意(蘭:Satire op de Tulpomanie、英:Satire on Tulip Mania)》と題されたこの絵は、フランドルの画家小ヤン・ブリ... -
美術
キリスト磔刑と最後の審判とは|ファン・エイクが遺した「元は何だったのか」という謎
ニューヨークのメトロポリタン美術館に、縦長の2枚の板絵が並んで展示されている。《キリスト磔刑と最後の審判(英:The Crucifixion; The Last Judgment)》と呼ばれるこの作品は、初期フランドル絵画を代表する画家ヤン・ファン・エイクとその工房が15世紀... -
美術
星の夜とは|ミレーが百姓の日常から離れて描いた夜空
イェール大学附属美術館に、暗い畑の上に無数の星が瞬く夜空を描いた1枚の油彩画がある。《星の夜(仏:La Nuit étoilée、英:Starry Night)》と題されたこの絵は、農民の労働をひたすら描き続けたことで知られるフランスの画家ジャン=フランソワ・ミレーが、... -
美術
岐路に立つ騎士とは|ヴァスネツォフが石碑に刻んだ運命の選択
サンクトペテルブルクの国立ロシア美術館に、夕暮れの荒野で立ち止まる1人の騎士を描いた油彩画がある。《岐路に立つ騎士(露:Витязь на распутье、英:The Knight at the Crossroads)》と題されたこの絵は、ロシアの画家ヴィクトル・ヴァスネツォフが1882年... -
美術
飢えたライオンとは|ルソーが1度も見たことのないジャングルを描いた理由
バーゼル近郊リーエンにあるフォンダシオン・ベイエラーに、鬱蒼と茂る密林のなかで、1頭のライオンが獲物に食らいつく場面を描いた大作がある。《飢えたライオン(仏:Le lion, ayant faim, se jette sur l'antilope、英:The Hungry Lion Throws Itself on ...